安全に使うためには

工具を持つ人

メンテナンスがポイント

エレベーターを安全に使うためにはメンテナンスがポイントです。これは業務用として使われるエレベーターや家庭用に使われるホームエレベーターでも同様です。そもそもエレベーターはゴンドラをロープで吊り下げ、それをモーターの力によって上下に移動させるというものです。これにより人や荷物を簡単に上下移動させることができますが、安全に使うためには定期的な保守が必要です。保守の種類としては、法定点検と定期点検の2種類があります。定期点検は月1回行う必要があり、内容としては機械室環境状況の点検、制御盤の点検と調整、電動機・巻上げ機の点検と給油、ブレーキ点検・調整と注油、乗場選択器の点検と注油、調速機の点検と注油などです。特に重要なのは普段利用している場所からは見えない場所を確認することです。一方で法定点検は年に1回行う必要があり、法律上の義務で、必ず行わなければいけません。定期点検はあくまでも任意ですので保守費用を節約するために回数を減らすといったことが行われますが、効率よく保守をするのであれば定期検査も重要です。エレベーター保守を依頼する場合には、フルメンテナンスとPOGメンテナンスがあります。POGはパーツ・オイル・グリスの頭文字で定期点検では契約に定められた範囲内で交換などを行ってくれます。フルメンテナンスは電動部品を含めてすべてを保守管理してくれますが、POGメンテナンスよりも費用は高額です。いずれにしてもエレベーターを安全に使うためには定期的な点検を日頃から行うことが電動部品の経年劣化を最小限にすることができます。